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R6.4/20の症例報告

こんにちは!


Flexible Perfect Body協会です。



今週の症例報告になります。



よろしくお願いします!

前回は、R6.3/16に報告した方です。

60代女性

右被殻出血

左片麻痺


車椅子生活

外出先から帰ってきた際に、屋内用の車椅子に移乗する時の動作維持を図っている。


BRS上下肢

左下肢に常時痺れあり


非麻痺側の手すりを利用した歩行練習を行っており、恐怖心から麻痺側下肢への荷重がなく、非麻痺側下肢の振り出しが小刻みになっている。

麻痺側下肢の振り出しも、正常に比べると不十分で歩幅が狭い。

23mの移動に510分かかる。





治療 時間15分


麻痺側大腿直筋、麻痺側内側広筋、麻痺側前脛骨筋、麻痺側長腓骨筋、麻痺側腓腹筋、麻痺側足底筋膜をリリーブ


(リリーブとは当協会独自のリリース方法です。)



治療後

短下肢装具なし4点杖歩行で、麻痺側下肢への荷重量が増えて、非麻痺側下肢の振り出しが向上した。


初期接地の際に足部内反が、前脛骨筋の筋緊張亢進によって生じていましたが、リリーブすることで緩和しました。


その結果、麻痺側下肢への荷重が可能になり、非麻痺側下肢の振り出しが向上したと考えられます。


筋膜に癒着ができると、筋緊張が亢進してしまいます。


そうなると、アライメント不良が生じます。

癒着が緩和することで筋緊張が低下し、動作の改善が見られたと考えられます。


今後も、痺れや痛みを改善させてADL向上を目指します。



最後まで読んでいただきありがとうございました!






代表安藤一樹のブログでは、当協会の考え方をより詳しく発信しています。    

     






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