こんにちは!
Flexible Perfect Body協会
です。
今週の症例報告を行います。今週は、R6.3/9に報告した方です。
よろしくお願いします。
70代女性
右先天性股関節脱臼 左変形性股関節症
右先天性股関節脱臼の影響で脚長差が5cmほどある。
しかし、インソールなしで歩行している。
半年前あたりからインソールを使用
ADLは自立
現在の機能を維持できるように通所利用
歩行
右立脚初期に右膝屈曲位となる。
右立脚終期の股関節伸展、足関節底屈があまりみられない。
右下肢の振り出しも左に比べると見られない。
左立脚終期は、膝関節屈曲し、あまり蹴り上げが見られない。
両大腿直筋、両外側広筋、両内側広筋、両前脛骨筋、両腓腹筋、両大臀筋、両広背筋、両脊柱起立筋群をリリーブ
リリーブとは当協会独自のリリース方法です。
治療後
お通じが良くなり、治療後、1時間以内にトイレに4回、放屁も出るようになった。
中身が入っている箱を潰した時、中身も潰れてしまいます。
内臓は、腹腔という筋膜の薄い箱に包まれており、柔らかいため、腹腔の形の変化に合わせて形が変わります。
今回、腹部のリリーブを念入りに行った結果、腹腔の癒着が取れて、多少、内臓を押し潰した状態が改善されました。
その結果、内臓が動き出し、トイレに行くことや放屁が出るようになったと考えられます。
このように、筋膜の正常化は、内部障害の改善を図ることができる治療になります。
今後も、身体機能の向上を図り、ADLの維持向上に努めたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
代表安藤一樹のブログでは、当協会の考え方をより詳しく発信しています。
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